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火災では、一酸化炭素などの火災ガス中毒により毎年多くの人命が犠牲となっている。現在、医療の現場において、火災ガス中毒に対する抜本的な治療薬は存在しない。当センターでは、同志社大学において開発された水溶性人工ヘモグロビン化合物「hemoCD」を用いて、現場で即ガス中毒を治療できる救急救命用治療薬の開発および社会実装をめざす。


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北岸 宏亮
同志社大学 教授


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